カタラーゼ

愛知の20代男がなんか語っとる・・・

やたらかっこいいザコがおってな

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スマートフォン向けゲームアプリ

幻獣契約クリプトラクトからスクショ。

 

かっこいい。

ストーリー中に出てくるザコ兵士がかっこいい。

スタイリッシュな体型かつ平易な武装。赤のラインなどの装飾がかっこいい。

確実に主人公にはなり得ない。

間違いなくこいつぁザコ兵士ですよ!この敵は!と開発者やデザイナーの叫びが聴こえるようだ。

 

画像のこの後、残念ながら彼等ザコたちは、僕のキャラの美女吸血鬼の業火により焼かれて…いや灼かれていった。しょうがない生活(経験値など)のためだ…。

 

いつもなら記憶にも残らないザコ…

いつもならライン作業員の如く処理するザコ…

それなのに目に付いたこのザコ兵士。

 

この世のありとあらゆるゲームのザコ兵士を倒してきたこの僕が、何故かこのザコ兵士には反応をしてしまった。

なんなんだこれは。

路傍の石、湖畔に流れ着く枯れ木、ポテチの袋の隅に残るカスの如く扱ってきた存在のはずだったのに。

 

スキルを使うほど強くはない。

通常攻撃、指一本で刈り取るその命。

儚さ…儚さか。

この兵士だって戦果を上げて故郷に錦を飾ったり、同僚から喝采を浴びたり、小隊などを率いてテントの中でランタンの明かりのもと、戦況マップを中心に置いてこの川を背に迎え撃とうとか言いたかったのかもしれない。

なんやかんや上手くいって最後には王国の姫とアッチラコッチラできた未来だってあったのかもしれない。

辺境で出会った農場の働き盛りの女の子と戦場での悲しみを癒しながら慎み持って暮らす未来だって…。

 

 

ん?今思ったらこれ俺の願望だな?いつの間にか異世界に転生希望者になってました。行こう、the world

はい終わり