プレバト×俳句×見よう わかるよ、その桔梗編
2018/9/20放送 プレバトの内容。
お酒飲みに行く都合で、時間的に1つしか見られなかった。
けれども、その1つがなかなか俺好み。
OREGONOMI
東国原さんの俳句
女店員の首にキス跡桔梗買う
添削後
首筋にキス痕桔梗を勧める
この句を見て、東のチャレンジの意味が分かった。
敬称略で東と呼ばせてくれ。
この句は、巧拙で言うなら拙だ。
今までの東の句からは想像できない。
いくぶん、平易な印象。
豊富な語彙や、卓越した発想力が持ち味だったが、
とても素直になっている。
興奮の東
ただ句の情景を述べているときの東は、
なんというのか興奮ぎみだった。
キス跡がどうとかというよりは、
むしろこの情景そのまま句にしたら
思いの外、収まりがとても良く思わず番組に提出してしまった。
というところだろうか。
わかる、わかるぞ東。
その気持ちわかるぞ。わかってないと言われてもわかるぞ。
そう決めたぞ。
その気持ちは、言いたいの気持ち
共感を望めば、自分の情景とズレるし
主張を通せば、理解を得られないし。
となれば、やはり平易で簡潔な表現。
そしてキラーワード。東の脳内ではこの流れができていたのでしょう。
桔梗買うを白桔梗と悩んだのも、清楚の濃度に迷っていたのでしょう。
ただやはり
キス跡の跡はさすがに痕だぞ。
首筋にした方がセクシーだし。
桔梗を勧めるという添削はさすが先生。
行動で情景を示す無駄のない句になった。
花を勧める=花屋の店員。
その首筋にはキス痕が・・・。
なんともイマジネーション働く句ではないですか。
どうだい奥さん(?)。
いいぞ、東いいぞ
東、いいぞ。
東の目線から、これは句にせにゃならん!ていう気持ち伝わってきたぜ。
エイッ、そりゃ!ていう感じだ。
上手い人でもこういう本心大爆裂な句を作るのはなんとも
気持ちがスカッとする。
へたくそでも伝えたきゃあ、作っていいんだ。
という気持ちになる。
勇気もらったよ、ありがとう東。
誤解なきよう言っておこう。東は今回で1ランク後退したけれど
すぐ戻れるくらいの俳句力は・・・あると思います。
はいおわり