カタラーゼ

愛知の20代男がなんか語っとる・・・

【俳句】のどが渇けば、水を飲んでおいし・・・・ってだけ、本能

アジサイが見ごろだね、かたらぜです。
以下の記事から俳句をやる最初の一歩を考えてみる。

98歳“俳句レジェンド”金子兜太が語る「俳句にはアウトサイダーが必要だよ」 | 俳句、よんでる? #俳句 http://bunshun.jp/articles/-/5386

プレバトなどを通じて、俳句面白いなと感じている方が多くとてもうれしい。
高校時代と比べて、「俳句やってます」と言うとリアクションがしっかり
返ってくるのでもうそれだけでうれしい。

そして、よく聞くのがなんか難しそうとか色々勉強しなくちゃできないかも・・・
という言葉をよく周りで聞く。

「とてももったいない!」
と言わせていただきたい。

例えば初めて、サッカーしたいな、と思ってルールブックを読み始める人はいるだろうか!いや、いない!いたら・・・ごめん!
とにかく!サッカーしたくなったらボールを買って蹴り始める!
そんな感じで
とりあえず言葉を五七五にしてみる。

けだし申したいのは
俳句っぽいものを書く
のが最初の一歩だと思っている。

どんなプロであろうと
一番最初は、サッカーっぽい、野球っぽいものから始まっている。

技術作法はそこに次ぐものであって、
やってみるのが一番。
そこにおいて俳句はカンタン。
17文字でできるからだ。小説、絵画じゃこうはいかない。

金子兜太先生の記事内では、「荒凡夫」という言葉が掲げられている。
本能なまま「生き物感覚」で生きること
ここに今回のブログ内容は集束させたい。

自身の発露そのものを17音(字余りでもいい)に収めてしまえば
それでもう作品だと。
ただ、俳句という名を冠するにはなぁ・・・
だからこその、
俳句っぽいもの書く
を僕は最初に推していきたい。

そこから他人の句を詠んだりして
語彙、技法、語順を学んでいくんだと。
サッカー慣れてきたらバイシクルに挑戦しはじめるようなもの。
ぜひとも、俳句っぽいものを書いて頂きたい。

なので今日散歩しながら俳句っぽいものを作ったので載せます。
春の句です。

長閑さや 河川敷の 草が萌ゆ
春の犬 ほっぺたの ぐにっと曲がる 

なんにも工夫がない一物仕立ての句。
ただ本能のままに作ったので、のちのち改良予定。
作ってからもっと良くできるか悩むのも一興の価値あり。

なにかと本能から逆らいがちな世の中、
たまには本能を解放する機会があってもいいんじゃないか?
そんなことを考えていた一日でございました。
俳句を楽しんでくれる方が増えたら、幸い。
はいおわり

金子兜太先生なら僕はこの本をお勧めしますよ

 

金子兜太のことば

金子兜太のことば

 
悩むことはない

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