語ラーゼ

愛知の20代男がなんか語っとる・・・

俳句におけるナンカイイを求める思考迷路

アイニョビ、かたらぜです。
見て聞いてなんかいい感じがする、のを大事にしたいこの頃。
ただ今頭の中がラビリンスしているので、読みにくいやもしれない。

今記事で言いたいことは、
"ナンカイイを起こすには、隙を見せること"です
プレバトなどを見てから俳句を作ると、隙を見せない俳句になって
共感は得られるが、テクニックめいたクサさを匂わせてしまう気がしたので。
※個人の感想です

では本編

ある俳句に興味アリな女性と話していたとき、
元営業マンのヒアリング能力を駆使してその人の好きそうな句を
2,3紹介しました。
その中で一番気に入っていただけたのが、この句。

"右ブーツ左ブーツにもたれをり"
*1

微苦笑俳句コレクションに収録された、辻桃子先生の句。
ナンカイイ感じしませんかこれ。
とても簡単に俳句の形ができている。
季語がブーツで冬の季語ということを知らなくても、
こういうのもアリなんだと思える逸品。

あえてこの句の解釈は述べない。検索すれば通意が出てくるので。
今回のテーマはナンカイイなので。
一つ述べるとするならば、素直さ。
在るものをそのまま受け止める素直さ。

なにも考えず、無私の状態で見つめることで
風景はじわじわと変わる。
よく見て、もっと見て、感じるナニカ。
そのナニカに"イイ感じ"を覚えたとき、ナンカイイが出るのかもしれない。

その発露が俳句になったときに、隙がチラリと見えて
共感とか理解が生まれるのかもしれない。

例えるなら、いつもしっかりしている印象のある異性が、
たまたま見せちゃったうっかりな行動、
ポカしちゃった的な行動に胸キュン(死語)してしまうような感じ。

句だけを見ればただブーツが片方に倒れ掛かっているだけ。
なんだけれども、想像の余地が多分に残されていて、様々な解釈が許されている。
「このナンカイイ感じなんだろう」「もたれてるところかな」「ブーツかな」
というように。

話は切り替わって
ナンカイイというキーワードがとても重要だなと近頃思う。
自分で気づかなかった良さに誰かが気が付いてくれるイイ言葉だ。
この人ナンカイイな→話しやすい
この人ナンカイイな→手先が器用だ
というように、誰かに気づいて興味を持てる橋渡しとなる言葉。

支離滅裂になってきた。
素直に吐き出しちゃってるからしかたあるめぇ・・・

はいおわり

そして
辻桃子先生のナンカイイ本。肩の力が抜けます。

俳句って、たのしい (朝日文庫)

俳句って、たのしい (朝日文庫)

 

 




*1:微苦笑俳句コレクション:江国 滋:1994/8/1実業之日本社より出版