俳句SNSの「ニシキゴイ」を味見
かたらぜでし。
しっかし、私のアンテナもまだまだだね。
こんなアプリがあったのを知らずにいたなんて。
アマイアマイ。
俳句と写真のSNSということで早速、味見。
簡潔に言おう。楽しい。
スマホカメラで撮った画像を背景とし、
自分の俳句をそこに載せることができる。
しかもすばらしいことにフォントも選べる。
おどろおどろしい句ならコレ
かわいい句ならコレ・・・という風に。
Twitterに連携することでツイートも流せる。
枯葉落つ千年経てば旅ガラス
— かたらぜ (@bigant1200s) 2018年10月22日
https://t.co/471eARQSks #ニシキゴイ #俳句
これでハッシュタグミスに困惑されることはなくなった。
(ミスるととても恥ずかしい感じがするのはなぜやろ???)
ちなみに「ニシキゴイ」のアプリ内では、
「いいね!」ではなく「をかし」がつく。
古文単語で「趣深い、趣がある」という意味。
明るく知性的な美しさがあるね、ということを表している。
このようにアプリの世界観に準拠したUIになっていることも
まさに「をかし」である。
ほかにも、フォローとフォロワーが
師匠と弟子と表示されているのもおもしろい。
師匠の句がタイムラインに優先的に表示されるようになるぞ。
デジタライズされた師弟制度に近代ロマンを感ずる。
私の使い方として
ふと浮かんだ句を投稿して、反応を見ながら句の推敲に取り掛かるのが
基本の流れ。
句の背景、状況、メッセージを100文字以内で残せるのもGOOD。
文字数100なのも語りすぎないためですね。
語りすぎると鑑賞者と詠み手に解釈の溝ができてしまうからだ。
語るべきは
写真・句・メッセージのみ。
無味乾燥のネット時代に
情緒の風を吹き込むぜと言わんばかりの
SNSアプリ。
自由な句が多く見られて、
眺めるだけでも楽しめる。
本心としては、作ってもらったほうが
句のレイヤー構造を解き明かせるので鑑賞のレベル
が上がるのでオススメ。
私は妄想俳句暴走俳句垂れ流しています。
神々の食べカスのやう星月夜
— かたらぜ (@bigant1200s) 2018年10月24日
https://t.co/nKwQuH9vJv #ニシキゴイ #俳句
この句なんかもう、どこかに怒られても仕方ないのでは?
ちょくちょく作っていこう。
はいおわり