2018年9月27日の放送です。
はいはい、かたらぜです。
前・後編に分けさしてください。
そいでは
気になった俳句でもチェックしていきましょうかね。
過去記事に共通してる問題点もでてきたことだし。
そんなわけでお題の郵便ポストから3人の句の鑑賞をする。
みていきましょう。
キスマイ横山さん
ニュータウンの剥げたポストや降り月
添削後
ニュータウンの剥げたポストや月清か
ちょうど出かけ先で見かけて、
ニュータウンと古いポスト、そして季語の並びは割とあるあるな俳句。
ただ降り月はその陳腐さに拍車をかけてしまった感触。
満月から降りていく月じゃ、剥げたポストと被りすぎてうるさい感じがする。
新しい街と古きポストとピークを去った月。うん、バランス悪し。
ここで大事なのがこれなんですな。
番組中で言われていた「取り合わせ」もとい「二物衝撃」。
この用法がキモになった添削でした。
3つでなく2つにして、月はその二つを俯瞰するようにして、
季語をそこにあてる。そうすれば月によって、世界観に奥行きが出る。
ノンスタイル石田さん
秋の雨投函口に残る指
添削後
秋の雨 投函口に たじろぐ指
これは”残る”つっこまれるよな~と思いながら
締め切りが来た感じでしょう。
ただ残るではなく、「たじろぐ」にすれば指の細かな動作に
ギリギリで踏ん切りがついていない心情が表れる。
いろんな動詞を手札にもっているのはさすが先生。
動詞の重要性がわかる句と添削でした。
語彙力向上委員会を発足せねば(1人)
動詞ボキャブラリーの鬼!
はたして・・・
はいおわり
いろんな褒め言葉(ホメブラリー)もっておきたいね